簡単設定で高機能なのに無料で使用できて、リアルタイム動画をインターネットで配信することのできるソフト LiveCapture2 を使用してのインターネット配信の設定方法をご紹介します。
このソフトは特徴として・・・
- 定点観測、動体検知、スナップショットで静止画キャプチャー
- 動きを検知して、10秒前の状態に遡って状況を動画保存 (WMV 形式)
- USBカメラだけでなく、各社ネットワークカメラとの接続が可能
- 1台の PC で複数カメラの接続/監視が可能 ※種類の異なるカメラを使用
- リアルタイム動画をインターネット配信 (Java 版動画ビューワ内蔵)
- 携帯電話へのリアルタイム画像配信
- メールによる遠隔操作
- UPnP 対応で、動画配信時のポートマッピングを自動化 (UPnP 対応ルータが必要)
このソフトは色々な機能があるためとっても便利で、動きを検知する機能を使って防犯対策やペット監視や赤ちゃん監視などや、指定した時間の間隔で画像を保存する機能を使って植物の成長過程の記録など、アイデア次第で色々な使い道があると思います。
設定方法
まずはこちらからダウンロードダウンロードしたファイルを解凍してインストールしてください。
インストール後起動すると、カメラの設定になります。
接続している USBカメラや Webカメラを選択してください。


自分の使用目的はライブカメラですので、起動後すぐにキャプチャーが開始されるように設定しました。
お好みの設定にして 「OK」 をクリック。

ここがメインの設定になります。

この設定は、指定した間隔で静止画を保存する設定です。
防犯のために静止画を保存しておいたり、携帯サイトなどに静止画のネット配信をする場合も設定します。
必要な場合のみ設定してください。
「Live モードを有効にする」 にチェックを入れる。
「キャプチャー間隔」 をクリック。
※ ネット配信の場合は不要ですが、防犯用などですべての画像を残しておく場合は、下にある 「画像をハードディスクに保存する」 をチェックして 「保存先指定」 で画像の保存場所を指定し 「画像設定」 でファイルが上書きされないように 「通し番号をファイルに追加する」 にチェックを入れてください。

この設定はあまりにも短い間隔にすると PC の負荷が大きくなると思います。 PC の能力にもよりますが・・・ 自分の使用している PC は貧弱なので 10秒に設定しました。

この設定はネット配信には不要だと思いますが防犯用などに便利な機能で、動きを認識した場合のみ、「画像の保存」 や 「動画撮影の開始」 や 「警告音を鳴らす」 などを実行する設定です。
必要な場合のみ設定してください。
「Motionモード」 を有効にするをチェック。
「動体検知」 をクリック。
※ 画像で保存する場合は、下にある 「画像をハードディスクに保存する」 をチェックして 「保存先指定」 で画像の保存場所を指定し 「画像設定」 でファイルが上書きされないように 「通し番号をファイルに追加する」 にチェックを入れてください。

左上の部分の 「感度」 と 「しきいち」 を調節して検知の精度を設定します。
下のバーが設定した 「しきいち」 を超えると赤くなり動くものを検知したということです。動くものを検知すると、右のプレビューの下に「動く物体を検知しました!!」と表示されます。
右下の部分の設定で動体検知の検出範囲指定も可能です。
左下の部分の設定で動くものを検知した時の実行内容を設定します。
画像で保存する場合は、プルダウンメニューから選択してください。
動画で保存する場合は、「録画を実行する」 をチェックしてください。 ※ 録画の詳細設定は、「録画」 タブで設定します。
サウンドを鳴らす場合は、「動体検出時に音を鳴らす」 にチェックをしてサウンドファイルを指定してください。

この設定は、メイン画面のスナップショットボタンを押したときの画像の設定になります。
保存先を指定してください。
※ すべての画像を残したい時は、「画像設定」 でファイルが上書きされないように 「通し番号をファイルに追加する」 にチェックを入れてください。

動画の設定になります。
「保存先」 と 「録画時間」 と 「フレームレート」 を指定してください。
※ すべての動画を残したい時は、「キャプチャー画像設定」 でファイルが上書きされないように 「通し番号をファイルに追加する」 にチェックを入れてください。
※ 「フレームレート」は、動画の1秒間のコマ数みたいなもので、多いと激しく動くものも綺麗に撮れますが PC の負荷は大きくなります。

この設定はネット配信する場合のスケジュール設定になります。
必要な場合のみ設定してください。
「スケジュールを有効にする」 にチェックするとスケジュール機能が有効になります。
「実行する曜日」 と 「実行時間」 も指定してください。

この設定はネット配信する場合の設定になります。
必要な場合のみ設定してください。
動画を配信する場合は、「動画を配信する」 にチェックしてください。
静止画を配信する場合は、「携帯に画像を配信する」 にチェックしてください。
「ネットワーク設定」 の 「使用するネットワークインターフェイス」 に LANカード を選択してください。 (通常は自動選択)
「ポート番号」 にネット配信に使用するご希望のポート番号を指定してください。
「UPnP」 接続試験を押して成功すれば、「UPnP」 を有効にするをチェックしてください。 失敗する場合は、上記で設定したご希望のポート番号をルータの設定をして開放する必要があります。 ルータ(BBR-4HG)のポート開放方法

※ この2つの設定も多すぎると PC の負荷が大きくなります。
※ アクセスできるユーザを限定する場合は、「パスワード認証を行う」 にチェックを入れ、パスワードを指定してください。

※ アクセスできるユーザを限定する場合は、「パスワード認証を行う」 にチェックを入れ、パスワードを指定してください。

「カメラの名称」 にお好きな名前を入力してください。
すべての設定を保存するために、「保存」 をクリックしてファイル名を付けて保存してください。
ペコリ(o_ _)o))
使用方法
・・・説明するほどのことでもありませんが σ(^◇^;)ヒヤアセ
左から・・・
- キャプチャー 開始ボタン
- キャプチャー & 動画撮影 停止ボタン
- スナップショット(静止画) 撮影ボタン
- 動画撮影 開始ボタン
次に、HTML への埋め込み方法になります。
動画配信の場合は下記になります。
<applet height="240" width="320" codebase="https://example.com:8080" code="Lv2View.class">
<param name="quality" value="50" />
<param name="password" value="disable" />
</applet>
"https://example.com:8080" は、ご自分のドメインに上記の設定で指定したポート番号を : の後に指定。<param name="quality" value="50" />
<param name="password" value="disable" />
</applet>
※ ローカル内の配信の場合は、ドメイン部にローカルIPアドレスを指定してください。
height="240" width="320" は、画像の高さと幅になります。
"quality" value="50" は、画質になります。 (1~100)
"password" value="disable" は、パスワード認証を有効にした場合は disable を enable に変更してください。
静止画配信の場合は下記になります。
https://example.com:8080/i
上記のように、ドメインの後に /i を付けるだけです。 iframe を使用した場合は下記のような感じです。<iframe height="198" width="300" frameborder="0" scrolling="auto" border="0px" src="https://example.com:8080/i"></iframe>
height="198" width="300" は、上記の設定で指定した画像の高さと幅になります。・・・以上で、使い方の説明終了です。 (;^_^A アセアセ
このソフト長年使用し続けていますが、ついにバージョン3の開発にとりかかられたそうです!! 自分的には、すでに十分な機能を備えているのですが・・・何がパワーアップするか非常に楽しみです。 (^∀^)
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初めまして市橋と申します。
色々操作方法を検索していましたがいまいち良い所がなくあきらめかけていた所BIGLOBEで検索しましたらここにたどり着けました。
早速すみませんどうしてもメール発信がうまく行きません何度やってもアドレス変えてもエラーが出ます。
(Send e-mail failed! Socket Error! error code=0x2746)初めはこのエラーでは無かったのですが、色々メール設定をいじくっていたらこのようになりました。宜しくお願いします。
メールはyahooのフリーメールとプロバイダーコミュファと携帯ソフトバンクです。
コメントほしぃ~よぉ~ σ(^◇^;)